新しいご本尊をお迎えし 「ありがとう法要」で一年を締めくくりました
耐震改修が大詰めを迎えた12月24日、金剛院ご本尊「阿弥陀三尊像」が、修復された宮殿(ぐうでん)に納められました。 京都の職人さんたちによってていねいに修復された宮殿は、60 年前の創建当時を思わせる輝きを放ち、生まれ変わって戻ってきました。
お経が奏上されたあと、渡邉仏師によって三尊像が宮殿から慎重に運び出され、披露されました。
慈悲にあふれた表情、衣や光背に施された繊細な装飾を間近にして、参列した関係者の皆さんからは、その美しさに思わずため息がもれました。
この日の法要は来春行われる「遷座(せんざ)法要」に先立って、無事ご本尊をお迎えできた感謝の意味を込めて行われた「ありがとう法要」。大きな工事が実施されたこの一年を、感謝の気持ちで締めくくりました。